2024年10月6日 第5回全国鉄筋技能大会

主催

公益社団法人全国鉄筋工事業協会

後援

国土交通省
厚生労働省
一般財団法人建設業振興基金
一般社団法人 建設産業専門団体連合会
職業訓練法人 全国建設産業教育訓練協会
(株)日刊建設通信新聞社
(株)日刊建設工業新聞社

協賛

東陽建設工機(株)  (株)京都スペーサー  マックス(株)
栄光マシーンセンター(株)  東京鉄鋼(株)  共英製鋼(株)
中山鋼業(株)  岡部(株)  (株)アーキテック 
第一高周波鋼業(株)  (株)オグラ  (株)ダイア
(有)ピーシーエス  (株)MIKI  全国圧接業協同組合連合会
(公社)日本鉄筋継手協会  トピー工業(株) 
関東デーバースチール(株)
浜田鉄筋工機(株)  (株)キムラ  (株)伊藤製鐵所
大谷製鉄(株)  JFE条鋼(株)  北越メタル(株) 
三星金属工業(株)
電炉九耗棒鋼協同組合((株)城南製鋼所・千代田鋼鉄工業(株)・三興製鋼(株)・(株)向山工場)
(株)建通新聞社  (株)鉄鋼新聞社  (株)産業新聞社(順不同)

大会概要

名称: 第5回全国鉄筋技能大会(TETSU-1 GRAND PRIX)
開催日: 2024年10月6日(日)
開催場所:富士教育訓練センター

当日のスケジュール

09:00~09:20 開会式

1.大会実行委員長挨拶 … 実行委員長 新妻尚祐

実行委員長 新妻尚祐

2.後援、協賛企業・団体 ご紹介

3.ご来賓者 ご紹介

4.実行委員・採点委員 紹介

5.選手紹介・選手宣誓 ( 代表者 ) 岩手県鉄筋業協会 ㈱金澤鋼業 髙橋凌理選手

* 後半組の選手、採点員は別室に移動し、待機します

09:30~11:10(100分) 競技開始(前半組)

1.選手配置 選手は競技開始 5分前にスタンバイします

2.材料確認

3.競技時間   開始後 1時間20分(標準時間)、1時間40分(打切り時間)

4.作業終了宣言 選手は挙手により終了を宣言し、時間を測定します

5.写真撮影 時間測定後、各作品の前で選手を撮影します
* 写真撮影が終わった選手は別室に移動し、待機します

6.採点  … 11:10(打切り時間) ~ 11:50

7.解体作業 採点が終了した作品から解体に着手します

8.片付け清掃完了 … 12:00

4.作業終了宣言 … 選手は挙手により終了を宣言し、時間を測定します

5.写真撮影  …  時間測定後、各作品の前で選手を撮影します

* 写真撮影が終わった選手は別室に移動し、待機します

6.採点  … 12:20(打切り時間) ~ 13:00

7.解体作業 採点が終了した作品から解体に着手します

8.片付け清掃完了 … 13:10

12:20~14:00 競技開始(後半組) 前半組と同じ繰り返し

14:45~ 閉会式、表彰式
(準備が整い次第、閉会式を始めます)

1.主催者挨拶 …(公社)全国鉄筋工事業協会 会長 岩田 正吾

会長 岩田 正吾

2.ご来賓代表 ご祝辞 …国土交通省不動産・建設経済局 建設振興課 企画専門官 広瀬 祐一郎 様

国土交通省不動産・建設経済局 建設振興課 企画専門官 広瀬 祐一郎 様

3.表彰式(表彰状・トロフィー授与、参加賞授与(代表))

4.採点委員長 結果発表 富士教育訓練センター 専務理事 加賀美 武 様

専務理事 加賀美 武 様

5.表彰式(表彰状・トロフィー授与、参加賞授与(代表))

優勝(国土交通大臣賞)
北海道鉄筋業協同組合 新潟県鉄筋業協同組合 ㈱佐藤鉄筋 廣田直木選手

マックス株式会社より「マックス(株)社製の鉄筋結束機」贈呈されました。
マーケティンググループ 課長 伊藤 伊作様

準優勝(厚生労働大臣賞)
関西鉄筋工業協同組合 KANO CENTER㈱ 高木昌弥選手

三位(全国鉄筋工事業協会会長賞)
群馬県鉄筋工業組合 ㈱小椋工業 萩原大地選手
【全国鉄筋工事業協会会長賞を手渡す岩田会長】

6.後援者代表 閉会挨拶一般財団法人 建設業振興基金 理事長 谷脇 暁 様

一般財団法人 建設業振興基金 理事長 谷脇 暁 様

15:30~ 閉幕  * 受賞者写真撮影(主催者・実行委員長)

日本一の鉄筋工を決める「第5回全国鉄筋技能大会(TETSU-1グランプリ)」が10月6日(日)富士教育訓練センターに約350名の参加者を迎えて開催されました。全国各地の厳しい予選を勝ち抜いた34名の精鋭達が、日ごろ鍛えた技とスピードを競いました。
第5回を迎える今大会には、女性技能者も出場し、第4回大会に続いて3人目となりました。
競技は前半と後半の2部に分けて行われ、組立時間の速さや出来栄え正確さを厳しく審査されます。
厳正な審査の結果、以下の方々が栄冠に輝きました。
一位(優勝:国土交通大臣賞)新潟県鉄筋業協同組合 ㈱佐藤鉄筋 廣田直木選手
二位(準優勝:厚生労働大臣賞)関西鉄筋工業協同組合 KANO CENTER㈱ 高木昌弥選手
三位(全国鉄筋工事業協会会長賞)群馬県鉄筋工業組合 ㈱小椋工業 萩原大地選手
また、参加者全員に参加賞が贈られ、代表して選手宣誓を行った岩手県鉄筋業協会 ㈱金澤鋼業 髙橋凌理選手が受け取りました。
廣田選手は優勝コメントで勝因に「精度」を挙げています。
「タイムは練習よりも5分程度遅かったが競技を終えたとき、『たぶんいける』と手応えを感じた。鉄筋工事に携わって約20年。TETSU-1グランプリの出場は今回で3度目、最後と思っていたのでうれしい。現場に生かしていけるよう、これからも技術力を上げていきたい」と喜びを語りました。
試合の模様はYOUTUBEのライブ配信があり、会場に来られなかった多くの同僚や家族の皆さまからも遠隔から応援いただき、大盛況のうちに大会は幕を閉じました。
閉会式は、主催者である全鉄筋岩田会長は選手への労いと建設業の取組みでCCUSや建設業法の改正を例に挙げ、職人の待遇改善に向けた努力がどのように進められているかを説明し「ぜひとも技量をどんどん磨き、再びこの大会に挑むような気持ちで取り組んでほしい」と、職人の処遇改善を推進する強い意志を強調しました。
国土交通省 不動産・建設経済局 建設振興課 企画専門官 広瀬 祐一郎様からはご来賓代表のご祝辞を賜り、また(一財)建設業振興基金 理事長 谷脇 暁様からは後援者代表で閉会のご挨拶を賜り「技術の高さに感動し、もはや美しいと感じた」とのお言葉を頂きました。
ご来賓の皆様、ご協賛いただきました企業の皆様、大会を内外から盛り上げていただきました皆様、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
そして何より、日頃の努力と鍛錬による技術を存分に発揮し、我々鉄筋技能者の仕事の重要性と美しさを体現してくれた選手の皆様、本当にお疲れ様でした。