CCUS の技能者評価(レベル判定)
国土交通省が主導し建設業振興基金が主管する「建設キャリアアップシステム」において、全鉄筋は「鉄筋技能者能力評価基準」を策定し、国土交通省より建設技能者の能力評価制度に関する告示(平成3 1年国土交通省告示第460号。以下「告示」という。)に基づく大臣認定を受け、鉄筋施工技能者の評価レベル2~レベル4のレベル判定事務を実施しています。
「建設技能者の能力評価制度」は、建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録された保有資格や現場の就業履歴などを活用し、技能者一人ひとりの経験や、知識・技能、マネジメント能力を正しく評価します。
建設技能者の能力評価制度について(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_fr2_000040.html
鉄筋技能者の能力評価(レベル判定)の申請にあたって
①はじめに
鉄筋技能者の能力評価(レベル判定)を申請するには、
建設キャリアアップシステム(CCUS)に「事業者登録」「技能者登録」がなされており、申請者は「建設キャリアアップカード」を所持している必要があります
②必要な就業日数とCCUSへの登録
申請する能力評価レベルに必要な就業日数(鉄筋工事、職長・班長)を経過しており、必要な保有資格がCCUS「技能者登録」に登録されている必要があります
また、登録されている住所が正しいかを確認しておいてください。
鉄筋施工技能者に関する能力評価レベル1~4の基準
就業日数 | 保有資格 | 職長・班長としての就業日数 | |
---|---|---|---|
レベル4 | 就業日数が 2,150日(10年)以上で あること。 | ●登録鉄筋基幹技能者 ●優秀施工者国土交通大臣顕彰 ●安全優良職長厚生労働大臣顕彰 ●卓越した技能者(現代の名工) 上記4点のうちいずれか ・レベル2、レベル3の基準に示す保有資格 | 職長としての就業日数が 645日(3年)以上で あること。 |
レベル3 | 就業日数が 1,505日(7年)以上で あること。 | ・一級鉄筋施工技能士 (鉄筋組立て作業、 または鉄筋施工図作成作業) ・レベル2の基準に示す保有資格 | 職長又は班長としての 就業日数の合計が 645日(3年)以上で あること。 |
レベル2 | 就業日数が 645日(3年)以上で あること。 | ・玉掛け技能講習 | |
レベル1 | 建設キャリアアップシステムに登録され、かつ、レベル2から4までの判定を受けていない技能者。 |
③個人情報利用に関する同意書
能力評価(レベル判定)を希望する技能者(または事業者)の方には、事前に、一般財団法人建設業振興基金が運営する建設キャリアアップシステムに蓄積された個人データ(建設キャリアアップシステムの技能者情報画面)を閲覧(利用)することに同意して頂く必要があります。
④評価手数料の振込み
申請に先だって、能力評価制度推進協議会に対して申請技術者1名につき 手数料4,000円(消費税込)を支払っていただく必要があります。
(振込先)
振込口座:みずほ銀行 神谷町支店 普通口座 3033486
口座名義 建設技能者能力評価制度推進協議会
(ケンセツギノウシャノウリョクヒョウカセイドスイシンキョウギカイ)
〔ご注意ください〕
- 能力評価実施団体番号【(公社)全国鉄筋工事業協会は 13 】を振込名義(ご依頼人名)の頭に記入してください
- 申請に当たっては振込時の明細や領収書等の添付が必要となりますので、振込名義は能力評価レベル申請する技能者名を記入してください
※会社で(技能者複数名を同時に)振込む場合は、以下〔例〕のように記入
〔例〕 “ 13 技能者名1、技能者名2、技能者名3、・・・、㈱東京鉄筋 “
※技能者複数名を明細等に書ききれない場合は領収書を貼り付けて余白に記入してください
⑤評価手数料の返還について
建設業振興基金システムに登録されている情報と申請情報に不一致があり受理されない場合でも、3ヶ月以内であれば再度申請ができます。その際の評価手数料はかかりません。
3ヶ月を超えた場合は、評価手数料の返還をいたしませんので、十分に確認の上で申請に進んでください。
申請前にご確認ください
- 建設キャリアアップカードを所持しています
- 必要な就業日数を有し、保有資格をCCUSへ登録しています
- 同意書をダウンロードして、提出の準備をしています
- “13 技能者名”を記入した振込明細(領収書)があります
- NG判定の場合も、評価手数料の返還を求めません
- 申請受付開始後しばらくは申請が混み合うことが予想されます
申請が集中した場合カード発行にお時間を頂く場合がございます